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映画の評価 オーケストラ プロメテウス

最近見た映画で評価が真反対にくつがえったものが2点ある

オーケストラ

プロメテウス

どちらも最初見た時 こんな馬鹿げた映画があるかと思った

でもDVDで何回も何回も見ると 評価は全然変わってしまった

オーケストラ 10数年演奏をしてこなかった奏者達が練習もせず 突然舞台で素晴らしい演奏をするという あまりにも音楽を馬鹿にした作りに腹がったったが 監督の訴えたかったものはそこではなく他のところにあった

だから何回も見直すうち そのことは気にかからなくなった

そして私の中では名作となった(わざわざ高いDVDまで買った)

プロメテウス これも映画館で見た時 腹が立った映画であったが DVDを貰って 何回も見直すうちに これは名作ではないかと思うようになってきた

映像がすごい まさに他のSF作品とは1線を画している

腹が立ったのは主人公の馬鹿面 と間抜け声 映画館で3D吹き替えで見たものだから その馬鹿さ加減が二乗され 頭にきた要因だった

馬鹿面は ほとんどの場面で主人公の女優がポカンと口を開けているから 生理的に受け入れられなかったのと 吹き替えがアイドルタレントでプロでなかったから

しかし 何回も見てみると 物語のテンポも良いし 感心することが多々ある

人類の起源は? というコピーも納得できる

主人公にしてもスーパーヒロインではなく 神を信じる普通の人間 理知的でもなく 強くもない愚かな人間である 

この映画は主人公(女優)を見せる映画ではなかった

神を信じる愚かな人間が 神なんぞはいなかったと思い知らされる映画なのだ

神になぜ人間を作ったのかと存在の意義を問いかけたい考古学者と 神に死にかけた体を作り直して欲しいと思った企業のトップの老人 (どちらも絶対的神を信じている)

そのような愚かな人間が 起こした間違いを映画にしたものだった

スタートレックでも宇宙大作戦の時から 神のような存在を題材にしてきた作品が数多くあったが どれも生物が何千年もかけた進歩の結果というように設定されてきた

プロメテウスでいう神は まさに宗教上の神であり 科学と真反対にある存在 それをSF作品で取り上げたものだから 混乱が生じたのであろう

そこらへんを解って見ると この映画は素晴らしいSF作品である

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